- 竹槍
もし倒産したら? ①
最終更新: 4日前
この疑問をGOOGLE先生にぶつけると、
そこらへんの解説サイトのQ&Aがズバリこのタイトルでまあヒットする。
はじめに考えていたのは自分が株式を保有している会社の倒産だったが、
片っ端からヒットしたページを開いていくと
取引に使っている証券会社の倒産
というケースについての答えもあり、
そういえば確かにそのケースも知らなきゃいかんよなと思う。
そこでこの①では、証券会社が倒産するケースについて紹介する。
証券会社は、「顧客資産の分別管理」が
金融商品取引法43条にて義務づけられている。
https://www.fidelity.jp/why-fidelity/beginner-money/beginner-account/
これはどういうことかというと、
会社の資産と顧客の資産とは別々に管理され、
顧客の資産が会社経営に使われることはない。
だから会社がどれだけ経営不振で資産がどれだけ枯渇しても
顧客の資産は丸々残っているはずであり、
原則として万が一倒産した際にも顧客の資産は完全に顧客に戻ってくる
ということ。※1
原則から外れてどうしても返還が困難な場合には、
銀行の預金口座と同じく、1000万円までは保証される。
https://www.jsda.or.jp/jikan/qa/002.html
顧客の資産、というのはつまり有価証券(株式)と現金のことで、
この二つが証券口座のなかに入っている。
つまり、証券会社は顧客の「証券口座」を「分別管理」するということになる。※2
https://life.oricon.co.jp/rank_netbank/news/2055725/
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よりみち
※1
現金はわかるが、有価証券はどんな形で戻ってくるんやろな?
そのときの時価相当の現金となって戻ってくる?
それとも有価証券としての形を保ったまま戻ってくる?
後者の場合は具体的にどんな手続きになるのだろうか。
そもそも証券って紙幣みたいに物体としての紙があるの?
じゃあ、戻ってくるときにはその紙が手元に来るの???
と思って調べると、
https://ja.wikipedia.org/wiki/有価証券のペーパーレス化
どうも2006年には紙面での株券は発行しないことが原則となっているようだから、
紙で戻ってくることはないようだ。
では証券取引の記録がつまり証券ということになるが、
その記録は証券口座のなかにこそ有っていいもので、
個人が保有するものではないよな。
でっちあげた記録ではないことへの信用が必要だもの。
ということは、口座をどこかほかの証券会社へ移管されるのか???
どうも具体的にどういう手続きになるのかよくわからん。
しかし証券会社が倒産したときのことというのは杞憂だろうから
とりあえず疑問だけここにメモして今は放っておく。
※2
分別管理について調べていると、
こんな物々しいPDFが落ちていて、どちらも「日本証券業協会」が発行したもののようだ。
どのような団体なのかというと
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本証券業協会
公式にもWIKIにも「自主規制」と書かれているように、
証券会社が行う様々な自主規制のガイドラインを作って推進してる団体?
で、証券会社が守っている規則の体系には国の法律と、自社の業務規則のほかに
こうした機関の業務規則(?)も含まれるようだ。
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