- 竹槍
株式価格の決定 ②
前回、取引開始時と定常運転時では
株式価格を決定する方法が違うことを書いた。
まず
証券取引所の一日の取引時間は
前場(午前中の取引)
9:00頃 寄付き(取引開始)
……取引中……
11:30頃 前引け(取引終了)
後場(午後の取引)
12:30頃 後場寄り(取引開始)
……取引中……
15:00頃 大引け(取引終了)
という区切りになっている。
証券取引所によって取引時間には小異あり、
https://www.jpx.co.jp/equities/trading/domestic/01.html
http://www.nse.or.jp/system/witness/type.html
東証の取引時間を目安として書いたので「頃」と付いている。
次に
株価決定の方法は
の二種類がある。
それぞれどういうときに用いられるかというと、
◇:板寄せ
◆:ザラバ
として
前場(午前中の取引)
◇9:00頃 寄付き(取引開始)
◆……取引中……
◇11:30頃 前引け(取引終了)
後場(午後の取引)
◇12:30頃 後場寄り(取引開始)
◆……取引中……
◇15:00頃 大引け(取引終了)
つまり、取引の最初・最後に一度だけ使われるのが板寄せ方式、
定常運転時に何度も使われるのがザラバ方式だ。
決して、取引所の中の人の好みとかではない。
どの取引所でも一様のルールである。
また、価格決定は取引のあいだじゅう、約定のたびに都度都度行われている。
それぞれの方式については次回。
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参考URL:
https://woman.mynavi.jp/lifesupport/kabu/it-determines-how-the-stock-price/
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/stock/rule/agreed.html