何も知らない[竹槍]が「信用取引」ときいてまず想像した、
借金をして株式を買う
というのが「買い建て」だ。
一方の「売り建て」はというと、
株式を借りて売り、一旦現金を手にしたあとで
その株式が値下がりしたら買い戻して株式を返済する。
「売り建て」というシステムが有ると何が嬉しいかというと、
現物取引と違って
値下がりが起こったときにも利益を狙いにいけるところだ。
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/29863
https://www.smbcnikko.co.jp/products/stock/margin/
正直、たったこれだけ知った時点でもう、
買い建てはどうせやらんからこれ以上掘らなくてよくね?と思ってる自分がいる。
しかし得た知識を使うと使うまいと、
色々な記事をたくさん読んで投資まわりの言葉遣いに
少しずつ慣れていくこと自体に意義があるのだと言い聞かせて、
読み進めることにする。
監理ポストのときみたいに有用な横道に出会えるかもしれんしな。
まずはこれらのシステムを構成している要素についてもう少し詳しく見ていこう。
信用取引は、投資家と証券会社の間で行われる取引だ。
買建にしても売り建てにしても、まず信用取引専用の口座を開設しなくてはならない。
これは、委託保証金(担保)を管理するためで、信用取引を新規建てすると
信用取引口座に預けてある資産のなかから規定分が担保として拘束され、
出金も他の取引で使うこともできなくなる。※1
つまり、信用取引口座に預けてある資産に応じて
新規建てできる金額が決まってくるので、これを信用余力という。
https://www.mizuho-sc.com/product/stock/shinyou/deposit.html
細かく言うと、信用口座の中には
・現金
・株式
が入っていて、それぞれに
・現金[預かり][保証金]
・株式[保護預かり][保証金]
というサブカテゴリがある。
[保護預かり]は、打つのめんどいので以下現金と一緒に[預かり]と表記する。
このカテゴリ間移動のことを「振替」といい、
よく解説記事で目にする言い回し「委託保証金を差し入れる」というのは、
[預かり]カテゴリにある現金や株式を
[保証金]カテゴリへ振り替えることをいう。
委託保証金は建て玉を借りると同時に拘束され、
多くの証券会社では建て玉の返済と同時に解放される。
https://www.mizuho-sc.com/product/stock/shinyou/revision1301.html
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/margin/startup/
https://kabu.com/item/shinyo/rule.html
このほか、投資家は
証券会社へ払うことになる。
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よりみち
※1
証券まわりでは「預ける・引き出す」という言い方よりも
「入金・出金」という言い方が一般的なようで、慣れない。
「入金」といってもどちらから見て「入」なのか?で意味が逆になるよな。
それは言葉の欠陥であって、
「預ける・引き出す」ならこの手のわかりにくさがないぶん
言葉としてより優秀だと思うのだがどうだろうか?どうでもいいっすね、サーセンwwww