- 竹槍
信用取引 ③
委託保証金は、金融商品取引法によって
約定代金がいくらでも最低30万円、
30万円以上のときは約定代金の30%と定められている。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328M50000040075_20190605_501M60000002009
このことから、各証券会社が掲げる委託保証金の割合も、30%-33%が多い。
https://www.smbcnikko.co.jp/products/stock/margin/online/index.html
https://www.matsui.co.jp/service/margin/s-margin/rule/#cont08
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/margin/rule/ground_rules.html
https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/products/shinyou/rule.html#rule08
上に規約のようなページを並べたが、委託保証金とともに
「最低委託保証金率」とか「委託保証金維持率」とかいった表記がある。
さて「玉(ぎょく)」とは、証券業界の用語で、株式のことをいう。
ゆえに売り建て玉といえばそのまま、投資家に貸した株式のことだし、
買い建て玉といえば今度は、貸した現金のことではなく、
貸した現金で買われた株式のことをいう。
委託保証金は建玉の何%という形で求められる。
建玉はその言葉からしても必ず株式なのだから、
価格は日ごとに変動する。
建玉の価値が上がってしまうと
相対的に保証金のパーセンテージは下がってしまうし、
逆に、保証金を代用有価証券で差し入れた場合は
その証券の価値が下がるとダイレクトに保証金のパーセンテージが下がる。
このようにして保証金が建玉に対して一定の割合を下回ってしまった場合、
追証といって、追加で保証金を差し入れなければならなくなる。
この追証が発生するときの保証金の割合を証券会社ごとに定めたのが
「委託保証金維持率」で、だいたい20%-30%である。
でもってこの「追証」、どうやらリスクとして認識されているようなのだが、
https://www.smbcnikko.co.jp/products/stock/margin/knowledge/010.html
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/special/beginner/margin06.html
正直追証のなにがリスクなのかわからんな?
だって保証金は返済が済めば解放されるお金なのでしょう。
例え一時的であるとしても、信用余力が思いもよらない減り方をすると困る?
っていうのは信用余力を目いっぱい使って
毎日のように頻繁に取引をしてる人の話なのかな?
追証が発生すると何が困るのか、教えてえろいひと。
まあこのへんに書かれてる「限度額ギリギリの取引をしない」
なんて言われるまでもないことだ。
委託保証金のことを調べていると、
ちょくちょく「レバレッジを効かせる」という言い方に出会う。
日常生活送っていてもまれに耳にするこの言葉だが、使い方をよく知らなかった。
委託保証金は30%くらいであるので、
「信用取引では3.3倍のレバレッジを効かせることができる」などという。
実際の自己資金に対して何倍の資金を使っていることになるか、という数値で、
当然資金が大きくなれば取引の規模が大きいわけだから、
期待できる利益も損失も大きくなる。
これがいわゆるハイリスク・ハイリターンというやつである。
https://gentosha-go.com/articles/-/13508
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/re/J0454.html
ちなみにFXのレバレッジは最大25倍らしい。
https://min-fx.jp/start/aboutleverage/
改めて見るとFXのロスカットって、エグイとは思ってたがやっぱりエグイ制度だな?
「さらなる損失の拡大を防ぎます」じゃねーよwwwwwwwww
それ自体が損失になってる罠wwwwwwwww