• 竹槍

近況

最終更新: 2020年12月4日

9月頃から仕事で出張ラッシュになり、サイトの管理も作曲もろくにできていない。

しかし今は生活のウエイトが

睡眠>食事>仕事>>>>>作曲

なのでぶっちゃけあんまり気にしてない。

この順番で妥当だと思うし。


コロナ禍でどの業界も仕事が薄いと言われてる中で

忙しいのはありがたいことではあるけれども、

3-4日ごとに神奈川県と愛知県二か所と奈良県を

行ったり来たりするような生活をしてると

実働時間が少なくてもさすがに疲労が蓄積してきてな。

日々の疲労感もさることながら

例のごとく奈良県から愛知県へ移動している途中で謎の不調に襲われ

2-3時間のはずの道のりを休み休み8時間くらいかけてたどり着いたのが決め手となり、

3連休をもらって少し回復したところ。

「神奈川県」が片付いたので少しづつ楽になるといいなあ。


しかしこれらの仕事が全て、他社設備の不具合改修。

金払いが良いのではじめは乗り気だったものの、

人の尻ぬぐいのような仕事ばかりずっとしているのは面白いはずがない。

おかしいとわかっても隠さなければならないこともある。

できるはずのことをやるなと言われることもある。

更には、語学力の兼ね合いで目下[竹槍]しかできないのを良いことに

[竹槍]の仕事に関わる全人員が業界で考え得る最高の単価で取れてるのに、

会社全体としては仕事が薄いのでお給料に反映される見込みも薄く、

[竹槍]個人としては割に合わない感がすごい。

自分が仕事薄くなった時には社内で仕事持ってる誰かが

同じような思いで稼いでくれるんだろうけどさ。

それが会社員の良さなんだろうけどさ。

数年の辛抱じゃ、と思っても、数年って嫌々過ごすには長いぜ。


そんなこんなしているうちに、

会社から人が一人消えた。

会社にいない日々が続いたので話も聴いてあげられなかったが、

どうやらプレッシャーに耐えかねたらしい。

今まで辞めていった人は

内心はもちろん思うことがあっただろうけれども、

表向きにはのっぴきならない理由を掲げてきた。

例えば、

実家の農家を継がねばならないとか、

他の業種を勉強したくなったとか、

国へ帰らなければいけなくなったとか。

「プレッシャーに耐えられない」

という理由で居なくなったのはこの人が初めてである。


確かにちょっとキャパが小さくてテンパる癖のある人で、

社内でも数人は「[あの人]は長くは続かない」と目していたようだ。

[竹槍]も、役員の[あの人]への接し方を見ていて、

[あの人]にソレは求めすぎではないか?無理があるのではないか?

くらいの違和感は抱いていた。

この業界は不況が来ると、内勤の仕事ががくっと減る。

現場に出られない人間は金を稼ぐことができなくなる。

だから内勤の仕事だけで割とテンパっていたあの人を、

経営側が要らないと判断するのは仕方がないことだ。

[竹槍]の給与が割に合わないのだって、

そういう人の給与を埋め合わせてるせいでもあるのだ。


だけど、[あの人]は精一杯頑張っていた。

散らかっていた作業場を徹底的に整理してくれたので

物を探す時間や棚卸の労力がなくなって

作業効率は間違いなく上がったし、

いつも謙虚な態度でいてくれたおかげで

製造と実は仲が悪かった設計のボスの精神的負担がなくなっただろうし、

現場に連れてったときには

見ず知らずのお客さんが失くして困ってる工具を

一緒に探して見つけてあげたりしてて、

利益に直ちに反映されるタイプの働きではないけど、

間違いなく組織に良い影響をもたらす人だった。


こういう

キャパは小さいけど自分にできることを精一杯やっている人

っていうのがまず収入を安堵される世の中であってほしい。

現状この人は完全にお荷物になってしまっていたのだが、

本当はこういう人でも会社のお荷物にならずに

月収20くらいを稼ぎだせるようでないと、

みんな安心して暮らせないんじゃないか。

世の中のカネの流れおかしくね?


しかしそんなものは理想でしかない。

「少数」でやっていくには、実務者、この業界なら技術者を

給与以上の働きができる「精鋭」で固めるしかない。

だが経営側は「少数」しかいない企業が「精鋭」を得ることの難しさを、

「精鋭」ばかり求めても結局得られずにじり貧になる可能性を、

だから、凡人でも居やすい空気にして彼らをうまく使う必要があることを、

あまり考えていない気がする。


件の不具合改修のお仕事で、割に合わねえと思って会社に賃上げ交渉をしたときにな。

中国語が喋れる制御設計なんかどこに居るよ?って話を持ち出したら、

「言葉が喋れなくてお客さんと一切の打ち合わせができないとしても、

技術力だけで乗り切れる設計なら居る」

って言い返されたのよ。

いやいやそりゃ居るだろうけども。存在はしているだろうけども。

じゃあそいつ連れてきて雇えやって話なのよね。

少なくとも15年選手で名門の大学院を出てる[ボス]は匙を投げたぞ。

(そして15年選手が匙を投げた案件を5年選手のわしがやる運びになってしまったんだぞ)

それより凄腕の設計が世の中に存在してることは認めるが、

具体的にどこに居るの?連絡できるの?仕事請けてもらえるの?


その前に見つけれるの?


ってことなんだよなあ。

今まで偶然「精鋭」を拾えたからって、そのへん歩けば落ちてると思ってないか。

で、その「精鋭」であることが当たり前のような空気でもって

凡人で居たい人にも接してないか。

どうも惜しい人を失くした気がしてならない。


ちなみに賃上げ交渉は、ボーナスの査定に反映するということで落ち着いた。

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